私たちの周りには、家族、友人、恋人、仕事仲間など多くの人間関係があり、より良い関係を築くためにコミュニケーションが不可欠です。
ビジネスシーンでは、社外、社内の部署やチーム連携が上手くいくことで、社内外において信頼関係の構築に繋がります。
さらに、相手との意思疎通がスムーズになれば、良好な人間関係が築くことができ、業務もスムーズに目標達成も実現することでしょう!
コミュニケーションとは、意思や感情、思考などの情報を伝達してお互いを分かりあうことで、1人だけでできるものではなく、必ず相手との意思疎通があって成立するものです。
ポイントは、片方からの伝達だけでなく、相互のやりとり、理解し合うということ!なのです。
こちらでは、コミュニケーションの種類、コミュニケーション能力、コミュニケーション能力が高く見える人の特徴をご紹介します。
コミュニケーションの種類
コミュニケーションには、言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションの2種類あります。
言語的コミュニケーション
言葉で気持ちや考えを伝えることで、話したり書いたり、手話や筆記など言葉を使ったコミュニケーションのことです。
会話やメールなど文字を使ったやり取りが当てはまりますね。
非言語的コミュニケーション
話を伝えているときの話し方、表情、声のトーン、ジェスチャーなどで五感で伝えることです。
実は、人が受け取る情報の80%は非言語的コミュニケーションからと言われています。
ということは、話す内容よりも、どのように話すかによって印象が決まるのです!非言語コミュニケーションを意識すると信頼関係を作ることに繋がるでしょう。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力とは、自分の気持ちや意見を伝える能力、相手の気持ちや意見を理解できる能力のことをいいます。
聞く力
コミュニケーション上手の第一歩はまずは聞き上手になることです。
話を頷きながら話を聞いている姿勢を示して、相手の考えが違っても相手の話を否定せずに違いを受け入れます。
また、ポーズだけでなく相手の話をきちんと聞いたり、相手の考えを理解するための聞く力はもっと重要!何故なら、聞く力が乏しいと相手の意図を正確に把握できない結果、伝える力も下がってしまうからです。
特に、仕事を円滑に進めるためのコミュニケーション能力を高めるならば、伝える力よりも聞く力を意識することが大切!
まずは、相手の話を受け止める雰囲気を作り、相手が話しやすい雰囲気を出すことで相手が本当に伝えたいことを正確に読み取ることができます。
空気を読む力
空気を読むとは、その場の雰囲気から状況を推察して、自分が何をするべきなのか、すべきではないのかを考えて行動することです。
こちらは非言語コミュニケーションとなるので、人が受け取る情報の80%は非言語的コミュニケーションからと言われるように大切なスキルです。
伝える力
日常生活では、自分の意思や感情を伝える場面が多くありますよね。
話すときは目的や結論を明確にして、相手にわかりやすく伝えることも大切です。
自分は伝えたつもりでも相手が理解していなければ、伝えた側の伝え方に問題があると言えますので、人に気持ちや意見を伝えるときは、相手の状況、立場、その人にあった言葉を配慮することが大切ですね。
コミュニケーション能力が高い人の5つの特徴
こちらでは、コミュニケーション能力が高いといわれる人の特徴をご紹介します。
しっかりと聞いてくれる
コミュニケーション上手な人は、相手に伝える力だけではなく相手の意見や考えを受け取ることが得意です!
相手がきちんと聞いてもらっているというゼスチャー、うなずきを絶妙なタイミングでしてくれるので、相手も安心し心を開いて話してくれます。
共感力が高い
他人の意見や感情に「そのとおりだ」と感じる共感力を見せることも重要なポイント!
例えば、相手の話を繰り返すことで、共感してもらえると感じ、「この人には何でも話ができる」「話しやすい」と思ってもらえてコミュニケーションが上手くいきます。
幅広いことに興味・関心がある
幅広いことに興味・関心を持っている!
日々の積み重ねになりますが、幅広いことに興味・関心を持っていると、人と接するときに話の幅が広がり、自分が興味を持っていることを認識してもらえます。
質問力が高い
知りたいことを、的確に質問することができる力がある!
質問力が高いと、疑問が解消されて多くの問題は解決することができます。
また、質問が的を得ていると、相手とのコミュニケーションも上手く行くのです。
私の周りにも、抜群にこの質問力が高い方がいるのですが、こちら側からすると質問されているという感覚が全くないのです!でもしっかり必要な情報を引き出されているという。
この方は別格で、質問力が高いというより、相当なスキルをお持ちなのだと毎回思い知らされます。
話がわかりやすい
話がわかりやすい人は結論から述べる、具体的な数字や期限を入れるという特徴があります!
全てを細かく話さずに、まずは聞かれたことを簡潔に答えると、話が分かりやすくコミュニケーション上手になると言われています。
話をわかりやすくするために、「例え話」を使う場合もありますが、「例え話」とは、伝えたいことを具体的な事例の話に置き換えてわかりやすく説明する表現話法です。
ですが、この「例え話」がわかりにくいと逆効果になります。
まとめ
コミュニケーションスキルは、本人の心がけと経験次第で後から身につけることができます。
コミュニケーションに対して苦手意識がある人は、早い段階でスキルアップを目指してみましょう!