サイバー攻撃やサイバーセキュリティについて

「サイバー攻撃」からの対策として、パソコン自体にユーザーIDとパスワードを設定したり、ファイルの書き込みを禁止したりするなどの対策方法がありますね。

サイバー攻撃やサイバーセキュリティとは、いったいどのようなことをいうのでしょうか?

こちらでは、サイバー攻撃やサイバーセキュリティについて、わかりやすくご紹介しています。

サイバー攻撃やサイバーセキュリティとは

サイバー攻撃やサイバーセキュリティとは
こちらでいう「セキュリティ」とは、コンピューターシステムの安全性やデータの機密性を保つことです。

コンピューター(スマホやパソコンなど)、Webサイト、サーバなどへの不正アクセスを防ぎ、電子情報の不正な取得・流出、そして改ざんの防止や、防止を目的としたセキュリティ対策のことです。

不正アクセスは、「サイバー攻撃」と総称で呼ばれ、その種類は多岐にわたります。

誰もが自由にアクセスできるインターネット上では、システムやデータが第三者の手によって破壊、改ざんされる恐れがあるのです。

「コンピューターウィルス」や「スパイウェア」などにより、個人情報の取得や、パスワードの漏洩による「なりすましアクセス」などの被害につながります。

「ランサムウェア」という言葉も一時よく耳にしましたよね。

「ランサムウェア」とは、「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせて「ランサムウェア」と呼ばれコンピュータウィルスの一種です。

感染するとパソコン内に保存しているデータを勝手に暗号化されて使えない状態になったり、スマートフォンが操作不能になり、その制限を解除するための身代金を要求する画面を表示させるというようなウイルスです。

スパイウェアとコンピュータウィルスとの違い

スパイウェアとコンピュータウィルスとの違い
わかりやすく説明すると、スパイウェアは増殖・感染という仕組みを持っていませんが、コンピューターウィルスは「ウィルス」の名のとおり、増殖・感染という仕組みを持っています。

スパイウェア

パソコン内にある個人情報やユーザーがどのようなサイトをよく見ているかの行動などを監視し、ユーザーが知らないうちに自動的に情報を外部に送信するソフトやプログラムのことです。

マーケティングとして、利用される場合もありますが、こちらでは悪意のスパイウェアの説明をします。

ユーザーがどのようなサイトをよく見ているかの行動を監視したり、パソコン内にある個人情報を盗むことであるので、パソコン内で目立つことなく活動するため、基本的にはスパイウェアに感染していても普段どおりにパソコンを使用できます。

増殖・感染という仕組みは持っていませんが、普段どおりにパソコンを使用させることで、パソコン内にある個人情報やユーザーの行動を外部に流出させ続けます。

コンピューターウィルス

メールやホームページ閲覧などによってコンピュータに侵入する特殊なプログラムで、パソコンの挙動(パソコンの動き)に影響を与えるものが多いです。

さらにパソコン内のファイルに自動的に感染したり、ネットワークを介して、他のパソコンに感染したりという増殖・感染という仕組みを持っています。

コンピュータウィルスにもイタズラ目的で何らかのメッセージや画像を表示するだけのものもありますが、悪質なものではハードディスクに記録されているファイルを消去したり、コンピュータが起動できないようにしたりするものもあります。

最後に

インターネットの普及に伴い、その匿名性の高さもあって増加の一途をたどるサイバー犯罪。

サイバー犯罪というと、何だか遠い・・・自分にはあまり関係ないかなと思いがちですが、ハッキングによる個人情報の漏えいや、なりすまし犯罪などは日本でも多数発生し、社会問題になっています。

※ハッキングとは、他人のシステムを不正な手段で操作したり不正に機密情報を入手することです。

私は海外ドラマをよく見ますが、そのなかでも「CSI:サイバー」は、サイバー犯罪をテーマに描かれた、新感覚クライムサスペンスドラマなので、専門用語がわからなくても、「こんな事もできるの?」「知らなかった」「気をつけよう」などと現在起きている、起こりうるサイバー犯罪を知ることができ、個人的にはおすすめです!

ご興味がある方は、「CSI:サイバー」を是非ご覧になってみて下さいね。