終活の第一歩!エンディングノートの書き方

エンディングノートとは、あなたの人生の記録です!

遺言書のように法的効力はありませんが「家族に思いを託すことができる」「あなたの希望を書き残すことができる」「家族に向けて感謝の言葉を伝えることができる」ということが最大のメリットです。

エンディングノートを作成するためには、これまでの人生を振り返る作業が必要になります。

その作業のなかで、今まで気づかなかった幸せに気づくこともあり、これからどう生きていきたいのか考えるきっかけにもなります。

これからの人生を自分らしく生きるために、あなたのエンディングノートを作成してみてはいかがでしょうか?

こちらでは、エンディングノートの書き方についてご紹介します。

エンディングノートの書き方

エンディングノートの書き方
こちらではエンディングノートの選び方から記載する内容についてご紹介します。

エンディングノートの選び方

エンディングノートには決まった形式はありませんので、好きなノートに記載しても良いです。

最近では文房具店や書店などで、エンディングノートが販売されています。

書式をインターネットでダウンロードすることもできますので、パソコンで作成しパソコンで管理することもできます。

パソコンで管理する場合は、パスワードなどを記しておかないと、せっかく作成したエンディングノートは誰も見てくれないことになりかねませんので、注意が必要です。

記載内容

公式な書類ではありませんので、記載内容にも定めはありませんが、突然死亡したときにでも家族が困らないための情報を書いておきましょう。

あなた自身のこと

今まであったことや、経歴、職歴などです。

・ライフイベント
・人生のターニングポイント
・思い出話
・人生観
・性格、信念
・人脈、仲間
・学歴、職歴、資格
・趣味・特技
・身の回りのこと

個人情報

本籍地、マイナンバーや年金証書などの基本情報、家系図などの情報を記載しておくことで、行政などへの手続きがスムーズに行えます。

・生年月日
・本籍地
・家族
・マイナンバー

財産や貴重品の保管場所

年金証書や保険の証書、介護保険証や健康保険証、通帳、印鑑など、貴重品の保管場所は本人以外知らないことが多いですが、保管場所をノートに記しておくと、家族はスムーズに対応することができます。

・預貯金
・金庫などに保管している現金
・所有している不動産
・有価証券
・貴金属

デジタル情報

日常に利用しているために、意外と忘れがちですが、Facebook、Twitterなどの利用しているSNSや、パソコンのプロバイダー、携帯電話など、これらの退会、解約手続きを取るには、なかなか手間がかかります。

・利用しているSNSなどの登録情報やパスワード
・パソコンのプロバイダー、携帯電話などの登録情報やパスワード

遺言書

エンディングノートには法的効力はありません。
法律で定められた財産分与以外の方法を希望する場合は、遺言書を用意しておきましょう。
遺言書はいくつかの方法があり書式なども決まりがあるため、専門家に相談しながら作成することをおすすめします。

・遺言書の有無
・誰が管理しているか

骨董品など価値のあるコレクション

家族に渡せるコレクションなら良いですが、家族は興味を示さないが、愛好家には人気!というものや、資産価値はないが、歴史的に貴重なもの!というものもあると思いますので、それらの譲渡希望先も決めておきましょう。

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医療についての対応

近年では、延命治療を行わずに最後を迎える「看取り」が行われていますが、末期の状態になった時に家族にとっては悩ましい問題です。

家族の精神的な負担を取り除くために、あらかじめ末期症状や認知症により自己判断ができなくなったときのために、対応方法を決めておきましょう。

・希望する治療方法
・延命治療の有無
・臓器移植など他者への提供の有無

葬儀の希望

葬儀やお墓のことは、ご家族にとってもデリケートな部分ですので、ご家族と一緒に相談しながら決めておくのがよいでしょう

・信仰する宗教
・葬儀の方法(密葬・家族葬など)
・納骨の方法(納骨・散骨など)
・喪主
・遺影に使う写真
・参列者への案内

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友人や知人の連絡先一覧

葬儀の連絡だけでなく、同窓会や趣味の会など、様々な方への連絡が必要となりますが、家族が交友関係のすべてを把握していることは少ないです。

友人や知人の連絡先一覧を用意しておきましょう。

ペット

もし、今ペットと暮らしているのなら、残されたペットを誰に引き取ってもらうかも決めておく必要があります。

・ペットの気質や性格
・ペットのアレルギーや病気
・誰に引き取ってもらうのか

家族や友人、お世話になった方への感謝の言葉

家族や友人、お世話になった方への感謝の言葉、思い出話、最後に伝えたいことなど、あなたの気持ちをメッセージとして残します。

文字だけでなく、イラストや写真を添えたり、あなたらしいエンディングノートを作ってみてください。

エンディングノートを書いた後に

こちらでは、エンディングノートを書いた後の事をご紹介します。

定期的な見直しや更新

エンディングノートは、書いたら終わりというものではありませんので、定期的に見直して更新しましょう。

健康状態、家族構成、資産内容の変化、また、あなたの考え方が変わることも考えられます。

保管について

エンディングノートは、個人情報や重要な情報が満載なものです。

自己責任のもと、正しく保管しましょう。

家族に伝えておく

エンディングノートを書いたことは、必ず家族に知らせておきましょう。

また、配偶者だけでも構わないので、保管場所についても知らせておきましょう。