塗り絵といっても「大人の塗り絵」です。
子ども用の塗り絵と大人用の塗り絵の違いは、とにかくデザインが豊富!デザインの綿密さ、美しさ、芸術性の高さでしょうか。
やり方は簡単!子供の頃の塗り絵と同様、好きな色を自由に塗っていくだけです。
「大人の塗り絵」はただ色を塗るだけでなく、素敵なデザインの絵に色を塗る作業は純粋に楽しく、時間を忘れるほど夢中になり塗り絵に取り組む間、心を無にできることでストレス解消出来ることが科学的にも立証されています!
大人の塗り絵の効果
色を塗るだけの「大人の塗り絵」ですが、こちらでは大人の塗り絵の効果をご紹介します。
脳の活性化
大人の塗り絵の効果として何故、脳が活性化するのでしょうか?
まず塗り絵の図柄を見ると、脳はどんな図柄だろうと考えたり、どこから塗ろうか?何色で塗ろうか?と考えて実際に手を動かして塗るという作業は、後頭葉・側頭葉・頭頂葉・前頭葉の脳全体を活性化させます。
脳には多くの神経細胞があり、使われない細胞から死滅していきます。
塗り絵をすることは、塗る色を考えたり、楽しいと感じたり、自ら塗り絵をするという行為が、脳全体の細胞を活性化させるため、認知症の予防にも効果があると言われています。
認知症とは、脳の細胞が減少したり、働きが悪くなったりすることによって、記憶や判断力などに障害が起きる状態をまとめて認知症といいます。
ストレス解放やリラックス効果
塗ることに集中すると無心になり、瞑想しているのと同じような状態になることから、自然と呼吸が整い、自律神経のバランスを整えストレスから解放される効果があります。
自律神経とは、心身を緊張させ興奮状態にする「交感神経」心身をリラックスさせ鎮静状態にする「副交感神経」があります。
自律神経は、ストレスによってバランスが乱れやすく、乱れると体調不良や精神状態が不安定になることもあります。
また、塗り絵にはアートセラピーの効果があり、精神科の作業療法としても取り入れられています!
人間には自然治癒力が備わっているため、塗り絵を塗るときに知らず知らずに自律神経を整える効果のある色を選ぶことが多いそうです。
暖色系に近いほど無意識に元気な心身の状態にしようと「交感神経」を、寒色系に近いほど無意識に穏やかな状態にしようと「副交感神経」を刺激し、自律神経のバランスに働きかけるのです。
日々めまぐるしく過ごす私たちは、心からくつろいで、リラックス出来る時間は、なかなか少ないのではないのでしょうか?
好きな色で自由に完成させていく塗り絵作業は、緊張した神経をほぐしてくリラックス効果もありますよ。
完成後の活用方法
「大人の塗り絵」は塗って終わりではもったいないです!
大人の塗り絵ならではの芸術性を活かした活用方法をご紹介します。
アート・インテリアとして飾る
綺麗に仕上がった塗り絵は、あなただけの立派な芸術です!
素敵なフレームなどに入れて飾るだけで、オリジナルのお洒落なアート・インテリアになります。
空間も華やぐので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
メッセージカードとして利用
「大人の塗り絵」は、はじめからポストカードとして利用できるようなものもあります。
完成したオリジナルのポストカードをメッセージカードとして、贈るのも素敵!
最後に
たかが「塗り絵」と思わずに、1度試してみてはいかがでしょうか?
色を塗るのに集中してしまうので、くれぐれも没頭しすぎないように、ご注意を!